ゆうちょ銀行が税務署からの預貯金等照会オンライン化
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税務調査において銀行に預金照会をすることがあるのですが、今までは紙ベースで行われていました。
これがオンライン化されます。
NTTデータが提供する預貯金等照会業務のデジタル化サービス(pipitLINQ)を利用して、税務署からのオンライン預貯金等照会を受け付けるそうです。
預貯金等照会業務のオンライン化は、ゆうちょ銀行だけでなく他の銀行にも導入されていく流れのようで、税務調査の効率化が期待されています。
預金照会で問題になるのは、住所氏名(所在地・名称)です。
住所の数字は半角か全角か
「1丁目2番3号」と「1-2-3」は同一とみなしていいのか?
住所の「字(あざ)」を省略していいのか?
氏名に旧漢字があった場合どうするか?
銀行側に登録されている情報と一致しない場合には「該当なし」という結果になる可能性もあります。税務署もこういった問題はよく理解していて照会の際には「同一と思われるものは出してね」とお願いしているのです。
今後、あらゆるものがオンライン化されて税務調査のテクニックもどんどん変わっていくことでしょう。
でも、一番怖いのは調査官の「直感」なのです。