フリーランスの会計おすすめ
沖縄県那覇市の税理士、渡嘉敷です。
当事務所にはフリーランス(個人事業主)のお客様も多くいらっしゃいます。
その中でいい感じで会計処理ができているパターンをご紹介したいと思います。
個人事業主Aさん
職業:webデザイナー
年商:約1,000万円
会計ソフト:freee
AさんはwebデザイナーということでIT関係のスキルは高いです。
ご自身で会計ソフトfreeeの初期登録やインターネットバンキングの設定を行っていました。
しかし、問題は毎日の記帳・・・ついつい後回しになってしまいチェックすべき取引や領収書が溜まって困っていました。
私が相談を受けてアドバイスしたのは、領収書や請求書等を写真にとってアップロードすることです。
freeeには「ファイルボックス」という領収書等の写真を取り込む機能があり、画像を見ながら取引を記帳していくことができます。
銀行経由の入出金は自動的に取り込まれ、現金の入出金はファイルボックス機能で取り込むことにしました。
私(税理士)が行う仕事は次のとおりです。
・銀行の口座はfreeeと連携されているので、随時チェック。
・アップロードされた領収書等をチェックして記帳。
これだけです。
記帳にかかる手間が大幅に減ることになるため、顧問料も抑えることができます。
ポイントは、インターネットバンキングと会計ソフトの連携と領収書等のアップロードですね。
これさえできれば簡単なのですが、実際にここまでできる人は意外に少ないのです。
「インターネットバンキングは何となく怖い」
「領収書等を写真に撮ってアップロードするのも面倒」
こんな理由で会計処理を溜め込んでしまってます。
インターネットバンキングはパスワードの管理をきちんとしておけば怖くありません。
領収書等の写真アップロードは・・・ここだけは忘れずに癖にしちゃいましょう。領収書等を受け取ったら、とりあえず写真を撮ってアップロードという習慣にすることです。
(写真を撮った後は捨てずに保管することをお忘れなく)
確定申告はまだまだ先・・・と思っていても、すぐにやってきます。
会計の仕組みをしっかり作っておけば楽に申告できますので、是非ご検討ください。