ATを計測する目的
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ATを計測する目的は大きく2つある。
1.効果的なトレーニングの目安にする
- 長距離系スポーツの選手の多くは時計型の心拍計を持っているため、自分のATの値を知ることで客観的にトレーニングを行うことができる。
- 「無理をしない、楽すぎない」適切な負荷でトレーニングの目安となる。
- また、指導者にAT値を知ってもらうことで効果的なトレーニングメニューを組んでもらうことも期待できる。
参考
走力を決定する3つの要素を向上させるための適切なトレーニング方法
2.AT計測が健康診断になる
- トライアスロンやフルマラソンにおいて、レース中の突然死が問題となっている。
- 過去には宮古島トライアスロン、石垣島トライアスロン、NAHAマラソンで死亡事故が起きている。
- 競技団体は心臓の健康診断を呼びかけているが、負荷をかけた状態での心臓検査は高価であることや、選手自身が「自分は健康である」と信じているので検査を行う選手はいない。
- AT計測の過程で心臓の検査を行う事ができれば選手本人も気がついていない疾患を発見できる可能性がある。
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