2017年分の沖縄県内確定申告状況発表
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沖縄県那覇市の税理士、渡嘉敷です。
沖縄国税事務所は2017年分の確定申告状況を発表しました。
【所得税】
所得金額・・・4257億5400万円(前年比7.5%増)
申告納税額・・・358億7400万円(前年比10.2%増)
8年連続の増加で過去最高だそうです。
確定申告書を提出した人も前年比4.7%増の19万5505人で19年連続増。
合計所得金額が1億円を超える人は158人で、2016年より7人増えたそうです。
【消費税】
申告件数・・・1万2145件(前年比3.8%増)
納税申告額・・・70億7700万円(前年比4.9%増)
【贈与税】
納税人員・・・2993人(前年比7.1%増)
申告納税額・・・63億8600万円(前年比187.2%増)
【マイナンバー】
記載率・・・所得税、贈与税ともに全国平均より10ポイント以上低かった。
・・・ということで、確定申告の数字を見る限り沖縄県内の景気は絶好調のようです。
「好景気の実感がない」という声も聞こえてきそうですが景気が良い時ってそんなもんです。(特に給与所得者)
申告件数・税額ともに伸びていますが、やっぱりマイナンバーは全国平均をかなり下回っています。
確かにマイナンバーの通知カードを紛失した・・・という人が多かったです。
記入しなくても不利益なことがないなら書かない、という感じなのかもしれませんね。
贈与税が伸びているのは、相続税の基礎控除額が引き下げられたので相続税対策として贈与を活用し始めた、ということでしょうか。
2018年も引き続き景気は好調なので、来年はさらに伸びるのでは?と見ています。