e-Taxの面倒なところと言えば、電子証明書です。

マイナンバーカードはいいとして、パソコンで読み取るための機器（ICカードリーダー）を購入しなければなりません。

税金を払うために別に出費が伴うとなると、わざわざ購入する人は少ないでしょう。

こうした問題を解決する取り組みが進んでいるようです。

国税庁では2019年をめどに現在の「電子証明書方式」から「IDとパスワード方式」への変更を検討しているとか。

税務署で本人確認をしてからIDとパスワードを渡すという仕組みになりそうです。

これにより、マイナンバーカードやICカードリーダーも不要になるわけですね。

さらに、将来的にはスマホでの本人確認を検討しているとかで、電子申告の環境はますます変化していきそうです。

でも、最終的には申告のための資料集めや入力は自分で行わなければなりません。

未来の確定申告はどうなるでしょう？

国税庁がマイナンバー制度で集めたデータを使って個人別に「仮申告書」を作り、本人はそれを修正・承認するだけになるような気がします。