freeeの操作で戸惑うところ(振替伝票)
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クラウド会計ソフトのfreeeを使っているクライアントが増えてきています。
操作方法の指導も行っているのですが、freee初心者が戸惑いやすいポイントがあります。
一般的な会計ソフトは、仕訳形式で入力します。
簿記3級くらいもっていて仕訳の考え方を理解していないと全く使えません。
しかしfreeeはそのような簿記の知識がなくてもある程度操作できるように作り込まれています。
ところが、それが原因で操作が難解になっている部分もあります。そのひとつが「振替伝票」と呼ばれるメニューです。
お金のやり取りが発生しない仕訳があります。
たとえば前受金を売上に振り替える。
仮払金を経費に振り替える。
このような仕訳はfreeeの一般の「取引」で入力できません。
「勘定科目が表示されない」と延々と悩んでいた担当者さんもいました。
このような仕訳を登録するのが「振替伝票」というメニューです。
一般的な会計ソフトのように「借方」「貸方」形式の入力画面になっており、タグを挿入することで部門や取引先も簡単に入力できます。
簿記を理解している人なら、これを標準の入力画面にしてほしいと思うのではないでしょうか?
freeeはAIによる自動仕訳を前提にしているので、人間が手入力するというのはfreeeの世界ではないということだと思います。