クラウドサービスに不正に侵入で逮捕
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クラウドサービスの安全性に不安を持っている人には「やっぱり」というニュースですが、原因はクラウドサービスのシステム的な問題ではなさそうです。
2017年4月24日
毎日新聞(web版)によると・・・
クラウドサービスに不正侵入したとして、福岡市博多区の無職の男(26)を書類送検したそうです。
被害者は2013年~16年に2000人近くもいて、女優や人気アイドルグループのメンバーも含まれるとか。
容疑者は2016年5~10月にかけて、不正に入手したIDとパスワードで、クラウドサービスを利用する人の個人ページに自分のパソコンなどからログインして画像や動画をのぞき見ていて、その一部を自分のパソコンに取り込んで保存していたそうです。
どのようにしてIDとパスワードを入手していたかというと、SNS上にある被害者の名前や誕生日などからパスワードを推測していたということです。
この事件は、クラウドサービスのシステムがクラッキングされて侵入されたわけではなく、簡単なパスワードを設定したために推測された、ということですね。
覚えやすいパスワードは大切なポイントですが、推測されやすいのも問題です。
イニシャルと生年月日の組み合わせなんかは誰でも思いつくことなので、公開している自分の情報(名前や生年月日など)から推測されないように気をつけましょう。