iPhoneでマイナンバーカードが読み取れるようになる?
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沖縄県那覇市の税理士、渡嘉敷です。
報道によると、2019年秋にAppleが公開する予定の新OS「iOS 13」でマイナンバーカードの電子証明書が読み取れるようになるそうです。
これにより、確定申告や児童手当の申請などができるようになるとか・・・
イメージとしては、
1.行政側が準備した専用アプリをダウンロード
2.必要事項を入力
3.マイナンバーカードをかざして本人確認
4.送信
こんな感じでしょうか?
簡単に手続きできそうですね。
でも、確定申告を小さなスマホだけで行えるようになるには課題が多いと思います。
パソコンで確定申告書を作成するにも軽く1時間くらいかかりませんか?
慣れてない方だとまる1日かかる場合もあります。
自営業や不動産賃貸などの確定申告をe-Taxで行うには決算書や、社会保険料控除、扶養控除といった入力項目をひとつずつ入力していく必要があり、スマホでこれを行うにはかなりの根気がいる作業になると思います。
おそらく、手始めにサラリーマンの医療費控除とか年金受給者の確定申告など、割と簡易な申告から導入されていくのだと思います。
もうひとつ、気になるのが
スマホがICカードリーダー・ライターの代わりになるのか?
という点です。
そうならパソコンに接続してマイナンバーカードで電子証明書を添付して送信できることになります。
こちらも期待は難しいかな?
まぁ、無理してスマホでマイナンバーカードを読み取らなくても「ID・パスワード方式」という便利な方式もありますので、こちらを利用するのがオススメです、はい。