相続の話は難しい
未分類
コメント
沖縄県那覇市の税理士、渡嘉敷です。
沖縄では9月3日〜5日は旧盆でした。
5日は「ウークイ」で親戚が集まって楽しい時間を過ごした方も多いと思います。
久しぶりに親子全員が集まるので相続の話を持ち出したい・・・という相談がありましたが、これがなかなか難しい。
「相続」という言葉に拒否反応を示す親も少なくないでしょう。
総論賛成でも各論になると不穏な空気が流れることも・・・。
せっかくの楽しいウークイの場が凍りついてしまう事になりかねませんので、どこまで具体的な話をするのか?で悩んだ方も多いと思います。
一般的に「相続対策」というと
- 争続対策
- 相続税対策
- 納税資金対策
に分けることができます。
それには
- 財産を洗い出して
- 評価して
- 分け方を決めて
- 税額を計算する
という段取りが必要になってきますが、最初の「財産を洗い出す」ことでも難航します。
土地建物は分かりやすいですが、現金預金がどれだけあるか?ということはなかなか言いたくないものです。
しかも、相続税対策は「財産を減らす」「財産の価値を減らす」ことも多いので納得しない親も多いでしょう。
相続対策は親の理解なくしては進まないのでホントに難しいです。
今年の旧盆はどこまで相続の話ができましたか?