海で水泳のトレーニングをするときの注意事項
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夏です。
トライアスロンのシーズンということで、海でスイムのトレーニングを行う選手も多いですが、気をつけなければならないこともあります。
海は怖いですので、その特性をよく理解したうえでトレーニングしましょう。
トライアスロンの指導者講習会で習った事を書き出してみます。
潮の干満や潮流
泳ぐ時刻の潮位を事前に確認しましょう。大潮の時は潮流が速くなるので注意しましょう。
また、流れの異なる波がぶつかる場所は不規則な波が起こります。クラゲがいることもあるので注意が必要です。
岸から沖に向かって強い流れが発生する場合があります。(離岸流)無理に逆らって泳がずに、岸と平行に泳いで離岸流から離れるようにします。
危険生物
クラゲに刺されるパターンが多いです。沖縄ではオニヒトデという厄介な生物もいます。泳ぎながら避けるのは難しいですが、そういう危険性もあると認識しながら泳ぎましょう。
私も宮古島でクラゲに刺されたことがあります。かなり痛いです。拳を握りしめて、ひたすら我慢してました。
事前準備・安全管理
事前に現地を視察して更衣室やシャワーを確認しておくこと。
緊急時の連絡や搬送経路を調べておくと同時に、119番に連絡する時のために電話での場所の伝え方も準備しておくこと。
天候や波の状況によっては潔く中止し、他の種目に切り替えるなど臨機応変に対応すること。
また、救急セット、酢、ワセリン、給水や毛布なども準備できるといいですね。
トレーニング時に全員が海に入ってしまうと、溺れた人の発見が遅れてしまいます。できれば誰かひとりは監視役として待機しましょう。