親から子へ現金を贈与すると、贈与税の対象になります。

これを何とか安くできないものか？といろいろな手法が考えられていますが、その中のひとつが

会社から個人への贈与

です。

ざっくりと簡単に説明すると次のようになります。

条件は次のとおりです。

1. 親が赤字会社を経営している
2. この会社と子は雇用関係なし

まず、親が赤字会社へお金を貸します。

次に、会社が子へお金をあげます。

おしまい。

子は雇用関係のない会社からお金をもらったので「一時所得」になりますが、贈与税よりは安く済みます。

会社は子へお金をあげたことにより、その金額が課税されます。でも赤字の範囲内なら無税。

どうでしょう？やってみますか？

専ら贈与税の負担を減らすための行為、ということで否認されるかもしれませんが・・・