ビットコインの相場が乱高下しているようですが、改正資金決済法により、ビットコインも通常のお金と同じ「支払の手段」として法的にお墨付きを与えられました。

今までは「お金」という位置付けではなかったので、モノとして取り扱っていたのです。

そのため、ビットコインを買うと８％の消費税が上乗せされていました。

しかし、今回の法改正でビットコインは支払手段として「昇格」した格好です。

昇格したことにより消費税の取り扱いが変わってきます。

ビットコインを含む仮想通貨は平成29年7月1日以後に国内において事業者が行う資産の譲渡等及び課税仕入れから非課税とされることになったのです。

どういう事かというと「ビットコインを買っても消費税が上乗せされない」ということです。

円でドルを買っても消費税は上乗せされません。それと同じ事になったわけです。

こうなると、決済手段として便利になりますね。特に海外旅行などで使えると現地通貨に両替する必要もないので利便性は高いと思います。

とは言え、5月下旬のビットコイン相場はすごかった。投機目的で売買している人は眠れない日が続いたかもしれません。

お金として使うには相場も安定してくれるといいのですが・・・