新聞報道によると、沖縄版ビットコイン「琉球コイン（仮称）」の構想があるようです。
要は新しい仮想通貨を作って沖縄県内を中心に普及させようというものらしいです。

仮想通貨なので、円やドルの他、ビットコインやイーサリアムといった現存の仮想通貨と交換することもできるそうです。
どのような運用になるのでしょうか？ちょっと予想してみます。

1. スマホなどの携帯端末で琉球コインのアプリをインストールする。
2. アプリを通して琉球コイン取引所に住所氏名、銀行口座を登録する。
3. 銀行口座から琉球コイン取引所に送金する。
4. 琉球コイン取引所内で円を琉球コインに「換金」する。
5. アプリに琉球コインが登録されるので、商品購入の決済や個人間での送金に使用する。

こんな感じでしょうか？
しかし、現状はビットコインという仮想通貨があるので、あえて琉球コインを購入するメリットはあるのでしょうか？
沖縄県内でしか使えないとなると、普及するのは難しそうです。
投機の対象とすると、相場が乱高下する可能性があるので安心して保有できません。

新聞報道によると、ある商品を琉球コインでしか購入できない仕組みを作れば普及するのではないか？という案がありましたが、そこまで魅力のある商品とは？
結局は琉球コインで購入すると数パーセント割引できる、みたいなサービスに落ち着くのではないでしょうか？そうすると、実質的に値下げになり誰かが負担しなければなりません。

さてさて、どこまで本気なのか？実際に動き出すのか？
琉球コインの成り行きに注目です。