2年連続の銀行法の改正で何が変わる?
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銀行法の改正案が国会に提出されるそうです。
今回の改正での注目ポイントは「銀行におけるAPI開放」だと言われています。
API・・・どこかで聞いたことありますね。
APIが開放されることにより、銀行外部のソフトウェアが銀行口座のデータにアクセスできるようになります。
会計ソフトから支払いができるようになる可能性もあります。
現在、「支払い」の段取りはどのような感じでしょうか?
決裁がおりたら支払い担当者に指示が行き、銀行に出向いたりインターネットバンキングで振込の手続きを行う・・・という感じではないでしょうか。
銀行APIとソフトウェアが融合すると、決裁するとすぐにソフトが振り込む、という事になるかもしれません。
また、「支払い」という概念が薄くなる可能性もあります。
物やサービスの提供を受けた瞬間に銀行口座から代金が引き落とされ、消費者は「支払い」という行為を行うことなく決済が完了するという世界です。
Amazonがレジのないスーパーマーケットのコンセプトを発表していましたが、あれと似たようなイメージです。
紙で決裁して銀行に出向いて振込みする、という20世紀型の業務スタイルは消える・・・かもしれません。