マイナンバーカードをスマホに取り込み
総務省は、マイナンバーカードをスマートフォンに読み込むための実証実験に成功したそうです。
スマホでクレジットカードを使えるようになったのと同じように、マイナンバーカードもスマホで使えるようになる!ということです。
マイナンバーカード(ICカード)から、アプリやパソコンを使ってマイナンバーの証明書をスマホに取り込み、Android端末はSIMカードに、iPhoneはiOS内のセキュリティ領域(キーチェーン)にデータが保存されるそうです。
2019年までには実用化して、東京オリンピックでの入場時の本人確認もできるのでは?と報じられています。
マイナンバーカードに格納されている「電子証明書」を取り出すのでしょうか?
その辺の詳しいことはわかりませんが、本人確認ができるデータ、ということだと思います。
そうすると、スマホに実印が入ってるようなものなので、いろいろなサービスに応用できそうです。電子申告も、この技術を使えばスマホで申告することもできるかもしれません。
選挙の投票にも使えるのでは?という記事もありました。
運転免許証も取り込めるのではないでしょうか?
そうすると、保険証とか年金手帳・・・あらゆるものがデジタル化されてスマホに取り込めるかもしれません。
なんでもスマホに取り込めるようになると、便利になる反面、スマホの取り扱いはとても大切になります。
毎日持ち歩くものですから、落として壊したり紛失したりというリスクは常にあります。スマホが壊れると、その瞬間に何もできなくなる・・・という事になりかねません。
現在でもプリペイドカードやクレジットカードなど重要なものをスマホに取り込めますが、壊れてしまうとかなり困った状況になります。
利便性とリスクは表裏一体。何をスマホに取り込むか、しっかり考えましょう。