なぜインターネットバンキングを使わないの?
業務の効率化でいい方法ありませんか?というご質問を受けたので、
「インターネットバンキング使ってください」と即答しました。
なぜインターネットバンキングを使うのか
インターネットバンキングを使わないということは、資金の出し入れを行う際には銀行やキャッシュディスペンサーに行かなければなりません。
通帳、印鑑、キャッシュカードを持ち出して手続きを行うわけです。
事務所を出て銀行に行き、窓口で整理券をもらって順番待ちしてやっと手続きのお願いができます。
さらに待って、ようやく終了。それから事務所に戻るということになります。
この間、何分かかりますか?
銀行までの距離や混み具合によっても違ってくると思いますが、数十分から1時間程度はかかるのではないでしょうか?
インターネットバンキングなら・・・
事務所にいながらにしてすぐできます。
原則として24時間利用可能です。
手数料は高い?
インターネットバンキングを利用するにあたっては、銀行と契約する必要があります。
法人の場合は毎月の利用料金もかかりますが、それが嫌で利用しないという人も多いですが、ちょっと待って下さい。
毎月の利用料金は1,000円〜2,000円くらいです。
月に何回、銀行に行きますか?入金の確認だけで銀行に行ってませんか?
そうした時間を考えると、コストとしては安いと思うのですがいかがでしょうか。
セキュリティの心配は?
ニュースでインターネットバンキングの不正送金被害、みたいな事が報道されたりしますね。
そんな話を聞いてると、インターネットバンキングのセキュリティレベルが低いのではないか?と心配している方もいらっしゃるかもしれまえんが、最大のセキュリティリスクは「人」です。
インターネットバンキングのシステムが弱いのではなくて、それを使う人・・・つまり社長さん、社員さんなんですね。
・簡単なパスワードを設定してしまう
・パスワードを紙に書いて貼っておく
・社員同士が簡単に教えあう
・メールの添付ファイルを簡単に開いてしまう
・ウイルス対策ソフトを導入していない
このようなセキュリティ意識の低さがインターネットバンキングの被害を起こしていると言えます。
セキュリティ対策を行って賢く使おう
まずはウイルス対策ソフト(ちゃんとしたやつ)をインストールしてパソコンやネットワークを保護しましょう。
そして社員へのセキュリティ教育でパスワードの管理をしっかり行う。社長さんも担当者任せにせず、チェック体制も整えておいたほうがいいでしょう。
そうして安全にインターネットバンキングを利用することで事務の効率化の第一歩を踏み出すことができます。
頑張ってください。