クラウド会計時代の適性試験
▼ネット上にこんな記事がありました。
記帳などの経理業務がクラウド会計によって劇的に軽減できるようになり、「クラウド会計に強いかどうかが、今後の税理士選びのキモになる」と言われる時代になりました。
そこで、現在の顧問税理士の先生が「クラウド会計にどの程度意識が向いているか?」を知るために、次の基本的な事柄について、質問を投げかけてみてはいかがでしょうか。
ということで、私なりの回答を・・・
【Q1】クラウド会計を使うと、記帳業務にかかる時間がどの程度減るんですか?
会計担当者が仕訳データをすべて入力するなら何も変わりません。
インターネットバンキングと連携して自動仕訳を利用するとか、営業担当者などが領収書(レシート)画像を取り込んでクラウド会計にアップロードしてくれると時間を節約できると思います。
ひとつの仕訳入力時間が半分程度にはなると思います。
【Q2】クラウド会計を使うと、どんな経費が削減できるんですか?
人件費・・・会計専門の従業員が他の業務の応援まわれるかもしれません。
税理士報酬・・・記帳代行をせずに自社で記帳できます。ただし、チェックできる簿記の知識がないと間違いを発見できません。
【Q3】クラウド会計を使うと、前月の試算表は翌月のいつ頃できますか?
前月の入力が終わったらすぐに試算表ができあがります。
【Q4】クラウド会計は、税理士にとってどんなメリットがあるのですか?
自計化の促進。リアルタイムでチェックできる。使用するパソコンに依存せず、どこでも仕事できる。
【Q5】クラウド会計って、セキュリティ面に不安はないのですか?
最大のセキュリティリスクは「人」です。使う人がパスワードの管理等をしっかり行うことが重要です。
システム的なセキュリティについては信頼するしかありません。(今までにセキュリティ事故は聞いたことないです)
【Q6】なぜ、クラウド会計の導入に消極的なのですか?
私はクラウド会計に積極的です。(笑)