アメリカでAI(人工知能)による税務サービス開始!税理士は必要なくなる?
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アメリカでは年末調整の作業をAI(人工知能)がやってくれるサービスが始まるそうです。
税務コンサルティング会社の「H&Rブロック」がIBMと連携して税金の計算や還付などの税務サービスに活用する計画があるとのこと。
IBMのコンピュータ「ワトソン」は約74000ページのアメリカ税法と数千件の税務事例、60年分の所得税申告書などを学習した後に税務サービスを提供するそうです。
「ワトソン」君は顧客の相談内容に対して税額控除を計算して税理士の業務を支援する役割だとか。
「ワトソン」君の導入で、税理士の仕事が奪われるのではないかという心配も出ているそうですが、H&Rブロック社は「税法は変わり続ける・・・(AI)システムを絶えず訓練する必要があるため、税専門家が先頭かつ中心部にいることになるだろう」と述べているそうです。税理士の役割は残るということですね。
私の予想では、コンピュータに与える顧客の情報(事実関係)を取捨選択することが重要なスキルになると思います。
Google検索でもテクニックがあるように、どのようなキーワードを与えるかで結果が異なってきます。
顧客との会話の中から「何が聞きたいのか?」を判断し、事実関係を聞き出してコンピュータに与える・・・要はコミュニケーションのスキルですね。この分野はまだまだ人間が行うことになるでしょう。
それにしても、コンピュータに法律と過去の事例を教えると、どんな判断をするのか?実に興味深いですね。
ぜひ一度、議論してみたいものです。