個人で青色申告なのに65万円控除使わないのはもったいない
青色申告の65万円控除
確定申告ということで、個人のお客様と打合せをする機会が多いのですが、気になることがあります。
それは、青色申告の特典である65万円控除を使わないということです。
御存知のとおり、青色申告には10万円の控除と65万円の控除があります。
そりゃ、65万円の控除がいいに決まってますよね。所得税率5%として計算しても32,500円の節税効果があります。さらに地方税や健康保険などを考えると絶対に65万円控除を使いたいところです。
しかし、それが出来ない方が多い・・・
なぜ65万円控除を使わないか?
複式簿記で記帳していない、ということです。
65万円控除を使えない方の多くは、手書きで収支を記録しています。収入と経費を計算してノートなどに記載しています。
複式簿記でないため、貸借対照表を作れません。したがって65万円控除を受けられないということになります。
なぜ複式簿記を使わないのか?
「簿記の知識ないから仕方ない」というのが主な理由になりますが、ちょっと待って下さい。
会計ソフトという便利な物があります。
クラウド会計ソフトなら年間1万円程度で使えます。日々の記帳はこれでOK。
ただし、間違いがないかどうかをチェックしなければならないので自信のない方はそこから税理士に依頼するのもいいでしょう。
会計ソフトの手助けがあれば、貸借対照表も簡単に作れてしまいます。ソフト代金のコストは節税効果で補えます。
会計ソフトを賢く使おう
便利な会計ソフトでも、最初は習いながらの入力作業になるかもしれません。しかし、それで何度か確定申告を経験すれば自分でできるようになると思います。
税務署にも行かず、税理士にも頼まずに自分でできるようになると素晴らしいと思いませんか?
それを実現してくれるのが会計ソフトです。
パソコンは苦手・・・と最初から諦めずに挑戦してみてはいかがでしょうか。最近のクラウド会計ソフトは分かりやすい画面構成なので、案外簡単に馴染めるかもしれません。
【会計ソフトfreee(フリー)】