専門家が予測する10年後のテクノロジー
沖縄県那覇市の税理士、渡嘉敷です。
面白い記事がありました。
10年後のテクノロジーがどこまで進化しているかの予測です。
この中で気になったのが・・・
政府が初めてブロックチェーン経由で徴税
現在は税務署の窓口で現金納付するか、銀行経由(窓口、インターネット)です。2017年からはクレジットカード経由の納付方法も登場します。
10年後はブロックチェーンですよ。ブロックチェーンって何だ?と思う方も多いと思います。ものすごく簡単に説明すると「分散型台帳」の技術ということになります。ブロックチェーンの話を深掘りすると難しいのでこの辺で切り上げます。
銀行、クレジットカード以外に第三の税金納付方法ができるということですね。
まぁ、どんな方法で納税するにせよ税額は変わらないです。
滞納を少なくするために「早期納付は数%割引」みたいな制度ができると嬉しいですね。
ロボット薬剤師が登場
薬剤師がロボットになるなら、税理士もロボットになるかもしれません。
ロボットが税務の舞台に登場する場面を想像すると、所得税の確定申告ではないでしょうか?
毎年、大勢の納税者が訪れる納税相談会場。そこに国税庁が作ったロボット税務職員が相談に応じるのです。
所得税の確定申告の機械化の歴史を振り返ってみると、古くは「タッチパネル」というのがありました。今で言うタブレットのような機械を指でタッチすることで簡単な申告書が作成できるシステムです。
その次がe-Taxシステムです。パソコンを操作して申告書を作成できるシステムで、現在でも全国の確定申告相談会場で活躍しています。
しかし、パソコンの扱いに不慣れな方も多く、操作をサポートする人が付いていないとスムーズに流れないという問題もあります。
そこで会話ができるペッパー君みたいなロボットが登場して、質問と回答を繰り返して申告書を作成するという未来の姿を想像してしまいました。
と、まぁ勝手に想像してみましたが、2016年現在では笑い話です。
これが笑い話でなくなる未来は来るのでしょうか?
個人的にはFAXや郵便物でのやりとりがなくなってメールなどITツールに移行してる10年後を望みます。