セルフメディケーション税制の対象になる薬のレシートはどうなる?
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セルフメディケーション税制については、こちらの記事で紹介しましたが、2017年から始まる新しい医療費控除です。
薬局で売っている市販薬の購入額が年間12,000円を超えたら適用できる医療費控除で、入院など大きな医療費出費のなかった場合でも受けられるのが特徴です。
セルフメディケーション税制を受けるための書類
購入した医薬品が医療費控除の対象となる「スイッチOTC医薬品」であることを証明する書類(領収書)が必要になります。
その証明書類(レシート等)の記載事項も発表されました。
スイッチOTC薬である証明
証明書類には、次の事項が記載されている必要があります。
(1) 商品名
(2) 金額
(3) その商品がセルフメディケーション税制対象商品である旨
(4) 販売店名
(5) 購入日
「その商品がセルフメディケーション税制対象商品である旨」については、レジスターから打ち出されるレシートの場合は、次のとおりです。
① 商品名の前にマーク(記号など)を付し、そのマークがついている商品が控除対象商品である旨をレシートに記載する
② 控除対象商品のみの合計額を分けて記載する
商品ごとに区分しなければならないので薬屋さんの負担は大変そうです。特に②はレジスターの変更が必要になりそうですね。①なら商品名の変更だけで対応できそうなので現実的です。
また、上の5つの事項が記載されているのであれば、手書きの領収書であっても大丈夫です。