「e-Tax」ソフトに脆弱性
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沖縄県那覇市の税理士、渡嘉敷です。
「e-Tax」ソフトのインストーラが抱える脆弱性の情報が公開されました。
脆弱性って何?
脆弱性・・・聞きなれない言葉だと思います。プログラム設計ミスが原因となって発生したセキュリティ上の欠陥のことです。セキュリティホールとも呼ばれます。
e-Taxソフトの脆弱性とは?
今回、問題になっているe-Taxソフトの脆弱性は、インストーラに不備があるとのことです。
インストール時に他のファイル(DLLファイル)を読み込んでしまう可能性があり、悪用されるとウイルスのようなモノを仕込まれてしまう、ということですね。
ただ、この脆弱性を利用して悪さをするには、読み込ませるためのファイルをパソコン内のどこかに置いておかないといけないので実際に悪用するのは不可能に近いのではないかと思います。
とはいえ、脆弱性があることは問題ですので、国税庁ではe-Taxソフトのダウンロードを中止してメンテナンス中としています。
利用者はどうしたらいい?
既にダウンロードした未使用のインストーラがある場合には削除してください。
また、インストール済のe-Taxソフトのバージョンアップも控えてください。
既にインストールしたe-Taxソフトで申告や申請を行うことについては問題ありません。